由良

由良地区の観光

由良湊神社は、紀淡海峡を臨む由良の街に鎮座しています。

淡路島には三つの海峡に接しています。明石海峡、鳴門海峡、紀淡海峡です。

明石海峡には明石海峡大橋、鳴門海峡には大鳴門橋が有りますが、紀淡海峡には橋が有りません。それだけに手つかずの自然が残されています。

由良港

由良港

由良港に水揚げされる魚介類は美味との評判が高く、高値で取引されています。

最高級由良の赤ウニ

由良の赤ウニ

特に「由良の赤ウニ」は絶品で、漁獲量も限られていることから、幻の赤ウニとも呼ばれています。上品な香りとスッキリした甘み、とろける食感が特徴で、食べた人からはウニのイメージが覆ったとの感想が。

由良漁協

由良漁協FBページ

由良町漁業協同組合のフェイスブックページを紹介します。
淡路島の豊富なエサと紀淡海峡の潮流が育てた、由良港水揚げの魚介類は「食のブランド淡路島」を支えています。

公式サイトはこちら    
成ヶ島 淡路橋立

成ヶ島(なるがしま)

成ヶ島は、由良の約200m沖合に浮かぶ、南北約2.5kmにわたって砂州が伸びる細長い島です。瀬戸内海国立公園の一部で、その美しい景観から淡路橋立とも呼ばれます。

地元では成ヶ島を成山(なるやま)と呼びます。これは昔、淡路島と繋がっていたころの名残と思われます。寛永から明和年間の開削工事で淡路島と切り離されて現在の姿になりました。

成山

成山城

まだ成ヶ島が淡路島とつながっていたころ、成ヶ島には成山城がありました。慶長18年(1613)、姫路城主池田輝政の三男池田忠雄は成山に城を築き、淡路国支配を行いました。その後、大坂夏の陣により淡路国は蜂須賀家の徳島藩領となり、寛永8~12年(1631~1635)にかけて城下町ごと洲本へ移転、成山城は廃城となりました。

成ヶ島へのアクセス

淡路島南東部にある由良港の由良支所北桟橋から渡船を利用します。

成ヶ島渡船はこちら>
成ヶ島 淡路橋立

由良要塞

写真は成ヶ島の南端の高崎です。幕末、ペリー来航後に西洋列強の脅威が増してくると、高崎に台場が築造されました。台場の石材6000余個は成山城の石垣が転用されました。明治に入ると由良要塞が開設され、淡路島側の生石山にも砲台が増築されました。

ちなみに由良の街の山側を走る道を地元の人たちは「ぐんど」と呼びます。おそらく「軍道」がなまったものと思われます。

戦後、要塞は進駐軍によって破壊されました。

  
出石神社

生石公園

現在は瀬戸内海国立公園内の生石公園として生まれ変わり、生石砲台群遺構には遊歩道が整備されています。 

  
出石神社

出石神社(いずしじんじゃ)

出石神社は生石公園の中に鎮座し、周辺は遊歩道が整備されています。

この神社は「出石の刀子」出現の地として、日本書紀にその伝説が記されている由緒ある神社です。

また、神社の境内には、海賊との戦いで切腹して果てた侍たちが祀られています。

   

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